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武井武雄の刊本作品の世界

安曇野ちひろ美術館で開催中の「童画の国のパイオニアたち ―日本童画家協会の7人―」の関連イベント【童画家・武井武雄の刊本作品の世界】へ。


武井武雄の作品はこれまでたくさん見てきましたが、刊本作品を手に持って触れるのは初めての体験です。

とてもすばらしい時間でした。



作品を紹介、解説してくださるのはイルフ童画館の学芸員の方です。


子ども達にこそ芸術を…子ども達の心に残る作品を…と、熱い想いを胸に童画を描いてきた武井武雄でしたが、その一方で、制限なく、ただ自分自身を表現したいという思いをいつも持っていたそう。


今回、紹介してくださったのは、その思いの詰まった作品たちです。

刊本作品とは、本の形を持った作品のことなのです。


武井武雄がデザインし素材を選び、職人に依頼して制作されたその作品は全部で139点。そして、1作品につき300

冊を発行しました。


会の後半は刊本作品を皆さんで、順番に見ていきます。


とても貴重な作品なので、手袋とマスクをして丁寧にめくります。


どの本も細やかに作られ、かつこだわり抜いた素材と製法。また新しい技術にもチャレンジしていました。

けれどもそれだけではなく、本として読みたくなるような物語や武井武雄の絵の魅力も詰まっていました。


ただただ自身の芸術に向かうまっすぐな姿。純粋な情熱を本から感じ、まるで武井武雄の分身のような刊本作品にとても感動しました。


そして、展示も合わせて拝見しました。童画家のパイオニアとなった7人の童画家の信念。

子ども向けということではなく、子どもに本物を届けるという想い。


個性的な作品がどれも楽しく素晴らしく、きっと彼らの想いが今の絵本を作る作家につながっているのだと感じました。


古さよりも新しさを感じる作品。

30日までの展示です。

ぜひ、お見逃しなく。



安曇野ちひろ美術館

「童画の国のパイオニアたち ―日本童画家協会の7人―」

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お月見の日


今日はお月見です。


先週の台風が連れてきた夏。

とても暑くなり、被害もひどく、今も停電の続く地域の方の苦労を思うと、どうにかならないものかとやきもきとします。


こうした災害の時に、

もっと速やかな対処の方法があるはず。。


どうか、心穏やかに月を眺められるように灯りがともりますように。


それにしても、、

電気に頼る暮らしについても改めて考えさせられます。

電気がなくては暮らせない。

電気があることで、自然への負担もかかる。

発電のあり方とは?


私達の暮らしはもっとコンパクトになるべき時代になってきたのかもしれません。


そんな風に色々と思いますが、

まずは、

とにかく早く復旧を祈るばかりです。


夜の美術館へ



8月の終わりに、安曇野ちひろ美術館のナイトミュージアムへ。


毎年の夏の楽しみです。


夜の美術館はいつもと違った雰囲気。

秘密の場所に来たような不思議な感覚があります。


展示ももちろん見られます。それにカフェも営業中。それもまた面白いのです。


ナイトミュージアムは家族連れがたくさん来ていました。我が家も小学3年生の次男と共に行きました。


なぜかといえば、、

肝だめしがあるからです!


松川村の方のご協力で、手作り感溢れる楽しい肝だめし。

ちひろ公園の電車の中もおばけがいましたよ。

子どもと一緒に懐中電灯片手に、夜の公園を歩きました。後半のおばけはなかなか迫力がありました。


夏休みに子どもと楽しめる特別な美術館の時間。

とてもすてきな企画です。

ぜひまた来年も!


子どもも当たり前のように行ける ちひろ美術館は貴重な存在だとあらためて思う良い夜でした。


8月15日

8月は昭和の戦争の記憶の残る月です。


8月6日、9日、そして15日。


8月15日は終戦記念日ですね。


いわさきちひろさんも戦果をくぐったひとり。たびたび、そのエッセイや絵本に戦争の記憶を書いています。


ちいさな「わたしのえほん」にも、当時の様子を描いています。B29に焼かれた街、まだ子どもだったちひろさんが焼け野原を歩いたこと。


焦げた暗い色の景色、こんな風に見えたのかもしれません。


終戦記念日というけれども、その爪痕は戦後も続いたと思います。

終わって良かったね…だけではなかったのではないでしょうか。


だからこそ、これからもずっと戦争というものが起こらない世の中でありますようにと、ちひろさんの言葉や絵を見て思います。


世界が寛容と対話と優しい言葉で溢れますように。


8月8日 ちひろ忌


明日、8月8日は いわさきちひろさんがこの世を去って45回目の命日です。


ちひろ忌 として、東京と安曇野のちひろ美術館は入館無料となります。

この日はちひろさんが生涯願った平和への思いを分かち合う日にしたい…という美術館からの思い。

どうぞ足を運んでみてください。

そして、なにかを感じてみてください。


安曇野ちひろ美術館では、「わたしがちいさかったときに」の朗読会があるそうです。


この本は、8月6日のあの日、広島で被爆したこども達が書いた作文に ちひろさんの絵が添えられています。

その瞬間のこどもの声、悲しみや苦しみ、喪失感を飾ることなく伝えている。

戦争の悲惨はもちろん肉体的なこともあるけれど、心の傷の大きなことよ。。


ちひろさんの命日に、たくさんの人がこの本の声を聞いてくれますように。




白黒の世界と対照的な美しい色の世界。

なんてきれいなのでしょうか。


子ども達に世界は美しいと伝えたかったのではないでしょうか。


8月8日、ちひろさんは遠くで私達を見守っているかもしれませんね。

残してきた世界の平和を願って。



ちひろ美術館 ちひろ忌

詳しくはこちら

https://chihiro.jp/foundation/news/60316/




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