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  • 2023.03.19 Sunday
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田島征三展 ふきまんぶく

 

春の開館を迎えた安曇野ちひろ美術館へ。


田島征三さんの命の輝き溢れる作品を見てきました。


『ふきまんぶく』は、田島征三さんが1973年に発行された絵本。

ふっくらまぁるくあたたかい蕗の薹の中に、土から生まれる生命の力強さを素朴に描いた絵本です。


我が家にはこの『ふきまんぶく』が16年ほど前から本棚にあり、息子たちが赤ちゃんの頃から読んでいました。


冬が終わったら、その原画を会える。それを私はとても楽しみにしていたのです。


最初に見るのは、田島征三さんの写真パネル。


まるで、その生き様が映し出されているような、すてきな写真。


隣にはちひろさんとのエピソードが書いてありました。

ぜひ、この場所で読んでほしい。


そして、

ふきまんぶくに会えました。



絵に満ちる命の息吹。

力強さ。

原画に込められた魂。


そして、その時代から現在までの作品も見ることができます。

その溢れるエネルギーは圧巻。



今、世界が、そして

日本全体が不安で揺らいでいます。

本当に生きるとはどういうことなのか?改めて感じた田島征三さんの原画たち。


画家としての覚悟、想いを伝える強さ。

ちひろさんと同じものを感じました。


揺るぎないものを見る時間。

それもまたひとつ今の私達に必要ではないのかなと。


でも、

なかなか美術館へ足を運ばない地域、状況の方も多いと思います。

そんな時には、どうぞ絵本を手に取ってみてください。

本の声を聞いてください。

美術館が続く限りは、その原画に会える日はきっといつかきます。


どうか ふきまんぶくのように、命の力強さを信じて。


安曇野ちひろ美術館

<企画展>田島征三展『ふきまんぶく』―それから、そして、今―

2020年3月1日〜5月11 日(月)


◎記事の写真は美術館の許可をいただいて撮影しております。ご了承ください。



絵本を読もう



子どもたちが休校となり、そのまま春休みを迎えるという3月。


普段はすこし本が遠くなっている子も絵本を読んでみると良いかもしれません。

お母さんも一緒に読んでみると心なごやかになるかも。


ちひろさんの絵本はたくさんありますが、至光社から発行されたシリーズは絵の表現が豊かで、とても好きです。


『となりに きた こ』もその1冊。

お友達がほしい ちいちゃん。

となりに引っ越してきた男の子と、どんな風に心を近づけていく?

子どもの頃にモジモジした思い出や突然友達になれる瞬間などを思い出します。


パステルで力強く描くちひろさんの絵は、子どもたちの心を現してるよう。

子どもはいつだって、元気にビュンッと自由に飛び回りたいのですから。



最初はちょっと違うと思っても

知らない世界を教えてくれるのが友達。

価値観を押し付けるのではなく

軽々と受け止める。

子どもたちのおおらかさって良いなと思ったりもする絵本です。


絵本は心を旅に連れて行ってくれる。

今だから出来ることでもあります。

絵本を読んでみよう。




この日に

いつまでも忘れない3月11日。

 

ちひろさんの絵の中でも、大好きなこの作品。

いつも命のことを思うと思い浮かぶ絵でもあります。

 

そして、小さな命に希望ある未来を届けられる大人でいたいと思う。

 

3月11日のあの時。

それが自然災害であったとしても、

そのあとどうするのかは私たちの選択。

 

あのあと、どうだったのでしょう?

きちんと見てたかな?

今も見ているのかな?

そして今は?

 

私たちは選ぶことができることを忘れずに。。

 


心に花を

ちひろポストカードカレンダー3月より


昨日はミモザの日でした。

日本ではあまり馴染みのない習慣ですが、国際女性デーなのだそうです。


それから、イタリアでは感謝を込めて、男性が愛する人にミモザを贈る日なのだそう。

母や妻や恋人に。


男性から女性に花を贈る日。

日本の男性は特別なものとしているようで、誕生日だったり、記念日の時だけのように思えますが、イタリアのようにサラリと贈ったら、

きっとすてきです。


母親が家族の太陽であることは、家庭円満の秘訣。

それはもてはやすということではなく、大切にすること。


ちひろさんは夫である善明さんと

互いの仕事を尊重し合うことを誓い結婚をしたそうです。

素晴らしいことですね。


今、この不安な時期に

心が沈んでしまう方もいると思います。

家で家族が揃って過ごす時間も多い。

どうぞ、花を一輪買って持ち帰ってみては?


ミモザでなくても、小さな花でも良いと思います。

きっと心に花が咲きますよ。


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