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- 2023.03.19 Sunday
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8月は昭和の戦争の記憶の残る月です。
8月6日、9日、そして15日。
8月15日は終戦記念日ですね。
いわさきちひろさんも戦果をくぐったひとり。たびたび、そのエッセイや絵本に戦争の記憶を書いています。
ちいさな「わたしのえほん」にも、当時の様子を描いています。B29に焼かれた街、まだ子どもだったちひろさんが焼け野原を歩いたこと。
焦げた暗い色の景色、こんな風に見えたのかもしれません。
終戦記念日というけれども、その爪痕は戦後も続いたと思います。
終わって良かったね…だけではなかったのではないでしょうか。
だからこそ、これからもずっと戦争というものが起こらない世の中でありますようにと、ちひろさんの言葉や絵を見て思います。
世界が寛容と対話と優しい言葉で溢れますように。
明日、8月8日は いわさきちひろさんがこの世を去って45回目の命日です。
ちひろ忌 として、東京と安曇野のちひろ美術館は入館無料となります。
この日はちひろさんが生涯願った平和への思いを分かち合う日にしたい…という美術館からの思い。
どうぞ足を運んでみてください。
そして、なにかを感じてみてください。
安曇野ちひろ美術館では、「わたしがちいさかったときに」の朗読会があるそうです。
この本は、8月6日のあの日、広島で被爆したこども達が書いた作文に ちひろさんの絵が添えられています。
その瞬間のこどもの声、悲しみや苦しみ、喪失感を飾ることなく伝えている。
戦争の悲惨はもちろん肉体的なこともあるけれど、心の傷の大きなことよ。。
ちひろさんの命日に、たくさんの人がこの本の声を聞いてくれますように。
白黒の世界と対照的な美しい色の世界。
なんてきれいなのでしょうか。
子ども達に世界は美しいと伝えたかったのではないでしょうか。
8月8日、ちひろさんは遠くで私達を見守っているかもしれませんね。
残してきた世界の平和を願って。
ちひろ美術館 ちひろ忌
詳しくはこちら
→https://chihiro.jp/foundation/news/60316/