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- 2023.03.19 Sunday
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安曇野ちひろ美術館では、ただいま色んな動物に出会えます^^
ゾウ発見!
企画展「あべ弘士の動物王国展」が開催中なのです。
展示室では、まるで動物達の息づかいを感じるかのよう。
あべ弘士さんは北海道の旭川動物園で25年間飼育員を勤めたという画家。
ただ単に動物をスケッチするのではなく、表情豊かで個性を捉えた作品からは動物達への深い愛情を感じます。
そして動物園を退職したのち、野生動物を取材するために世界へ。
壮大な生命の循環を感じたというアフリカ。
サバンナの雄大さを感じるダイナミックな展示。
フラミンゴの群れがいました!
そして北極へも。
普段私達が見ることのない北極の暮らしや動物達の生態。
楽しくて隅から隅まで読んでしまいます。
そして、北極まで足を運ぶ情熱にも圧倒されました。
こちらは「知ってる!」と思う方も多いのでは?
『あらしのよるに 』(文/きむらゆういち 絵/あべ弘士)の1ページです。
原画を見ることが出来て、とても嬉しい。
工夫ある変わった手法で描かれたことで生まれた世界観。
ぜひその断片を見てみてください。
そして暗闇に美しく光るのは・・
青森のねぶた祭のために描かれた絵本ねぶたです。
夜は動物達の世界でもあります。
野生動物の力強さをまた新しい形で表現されていてじーっと見つめてしまいました。
見所がいっぱいの「あべ弘士の動物王国展」。
絵から溢れるいのちのすばらしさ。
そして“とことん知る”ことで見えないものが見えてくる・・のですね。
立体の展示も多いので子ども達もワクワクすること間違いなし!です。
ぜひ親子で訪れてみてください。
※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。
あべ弘士の動物王国展 7/11(月)まで
安曇野ちひろ美術館→ http://www.chihiro.jp/azumino/
安曇野ちひろ美術館へトットちゃんに会いに行ってきました。
今年の夏7月23日にトットちゃん広場がオープンする安曇野ちひろ美術館ではトットちゃんの世界を感じることができる展示が充実しています。
ピエゾグラフによるトットちゃん展ではお話に出てくる作品をみることができます。
(私の大好きなシーンだ)・・と美しい鳥の絵をみて読みふける。
トモエ学園での校長先生とのはじめての出会い。
生まれてから今日まで、こんなに長い時間、自分の話を聞いてくれた人は、いなかったんだもの。
(この人となら、ずーっといっしょにいてもいい。)
※テキスト一部抜粋
新しくできた映像室。
音楽物語「窓ぎわのトットちゃん」では黒柳徹子さんが朗読されています。
そして、この春オープンしたあたらしい展示室へ!
『窓ぎわのトットちゃん』の世界を体験できるトットちゃんの部屋です。
物語に登場する電車の教室。こんな感じだろうか?とイメージしていた雰囲気そのままで感激。
この昔ながらのテーブルや椅子、オルガンなどずいぶんとリアルですね?と伺ってみると
今年3月に統廃合によって閉校した長野市立信田小学校より譲られた学校備品なのだとか。
たくさんの人の想い出が深く刻まれた教室なのですね。
網棚にはトットちゃんたちがポーンと放り投げて乗せたランドセル。
好きな科目から勉強してよいのがトットちゃんが通ったトモエ学園。
1日のやる時間割の全部の科目が黒板に書いてあって子ども達が自分で選ぶのです。
こちらもそのまま再現されていて、箱の中には実際に来館した子ども達が楽しめる課題が入っています。
国語は「トットちゃんへの手紙を書く」、生活理科は花の観察・・などなど。
そしてこちらは、のぞき箱。
館長の黒柳徹子さんのリクエストだそうです。
ちいさなのぞき穴。
子ども達はきっとのぞいてみるはず!(大人だってのぞいてしまいます^^)
さて12時になりました。
ミニワークショップが始まるのを待っていると・・
奥の絵本の部屋からガラガラガラ〜とやってきて
「海のものと山のもの」のお弁当を作ろう!はじまりました。
トモエ学園の校長先生は「海のものと山のもの」を持たせてくださいと子ども達の家の人に頼んでいて
給食の時間になると、ひとりずつ確かめてくれるのが楽しみな時間でした。
そしてどちらか足りなくても大丈夫。
白い割烹着を着た校長先生の奥さんが足りない方のおかずを入れてくださるのです。
さて、お弁当作りの前に白黒写真のアルバムを見ながらトットちゃんの生きた時代を子ども達に説明します。
白黒写真だけでも今の子どもには珍しいかな?
そしてお弁当作り!ズラリ!
木で出来た可愛らしいおかずやおにぎり。
大根、きんぴら、ちくわ、たくわん、姫リンゴなどなど。
何をいれようか?
どんな風につめようか?
私のお弁当が完成!
いただきます の前にみんなで歌を歌います。
もちろんトットちゃんたちが歌った歌です。
そして「いただきます!」
ごちそうさまでした。
片付けもきちんとして、たのしいお弁当ワークショップでした。
トットちゃんを読んだ人も読んでいない人でも楽しめる展示室。
小学校の形、こんな楽しくのびやかな場所があったことを知ることが出来る部屋でした。
次回は私も子どもと訪れて箱の中の課題にチャレンジしてみよう。
次の記事ではあべ弘士の動物王国展をご紹介します。
オオカミたちに誘われて動物王国へ。
※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。
安曇野ちひろ美術館
→ http://www.chihiro.jp/azumino/