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  • 2023.03.19 Sunday
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真っ白を描く

いわさきちひろ
柿の木と3人の子ども達 1965年『ちひろ 秋の画集』p29より

すっかり秋になりました。

柿の木と子ども達を描いた絵。秋になると眺めたくなります。
 
ころんとしたオレンジの柿と木の枝、コントラストが鮮やかで好きです。

この作品の続きなのか、子ども達がいなくなって椅子だけが残っている作品もあります。
それもなんだか好きです。
今はいないけど、そこにいたことを感じさせる・・そこが良いのかな。
 
ちひろさんの作品はふんわりとした少女やその優しさを取り上げられる事が多いですが、パッと見て絵の構成のすばらしさにいつもハッとさせられます。
空間の使い方のすばらしさですね。

何も描いていない白ですが
目に見えないだけで実は描いている。

本当に描きたいものを生かすためには、どんな白が必要か?

ちひろさんの白はとても独特で自然です。
 

贈られた本から届いた母の想い

いわさきちひろ
この懐かしさを感じる小さな冊子は
昭和32年発行『よいこのくに』の4月号付録である『母のくに』。
 
先日、家の奥にしまわれていたというたくさんの蔵書を
いわさきちひろ作品普及会へ寄付してくださった方がいて、
貴重な本を手に取ってみることが出来たという訳です。
 
いわさきちひろ
表紙を開いてみると、詩に添えられた柔らかな線画。
「母のおもい」という詩人の深尾須磨子さんの詩にちひろさんの挿絵が添えられています。
 
五つになったわが子の上に
どんな生涯が
約束されているというのでしょう
前を向かせ 後を向かせ
母は喜びと不安とを重ねている

(一部抜粋)
 
昭和32年年の頃というと、ちひろさんの息子である猛さんは6才です。
この絵の男の子はきっと猛さん。
 
当時のちひろさんの想いをそのままうつした詩と絵なのではないでしょうか。
 
そんな母のおもいを、少し切なく、でも優しく感じる1頁。
同じ母親としてとても共感しました。

そして、こうして贈って頂いた本から ちひろさんの想いを感じることができたことに
素敵な繋がりを感じたのでした。

 
このたびお送りいただいた本は少しずつ大切にご紹介していきたいと思います。
ありがとうございました。
 

おもちゃの広場 ちひろ美術館東京にて


ちひろ美術館・東京のイベント「おもちゃの広場」に参加してきました。

5歳の次男を連れて美術館へ。
会場となる2階の図書室へ行くと海外のオモチャがたくさん並んでいました。

この色が美しい木のおもちゃはドイツのグリムス社のもの。
気になっていた!という方も多いのでは?

子ども達は早速、遊びはじめ、おもちゃコンサルタントの方が遊び方をさりげなく教えてくれます。


日本のボードゲームとはまた違った発想の遊び方がたのしい海外のゲーム。
“考え方”を遊びながら知る感じがしました。
大人も一緒に楽しめるのが嬉しいです。
 

1時間半、いろいろと遊んでみて一番気に入ったのはスイスのキュボロ社のクゴリーノ。
穴の開いたパーツを組合せて玉を転がすコースを作る積み木です。

おもちゃコンサルタントの方と一緒に作っているところ。
 
Eテレのピタゴラスイッチに憧れていた息子は、夢中で作っていました。
 
見ていると、最初は適当に積み木をしていて・・・
そのうち、玉が通らなかったり途中で落ちてしまう事に気づき
パーツを入れ替えてみたりしはじめ・・・
仕組みを理解するまでに時間がかかりましたが、自分で考える楽しさがありますね。
 
いろいろなおもちゃで遊ぶことで、我が子の好きな傾向も観察できたのも発見^^
たのしいイベントでした!
 
  
イベントの前には館内の展示を見たり、親子で心身ともに充実。
こうして小さな息子と来てもヒヤヒヤとせずに安心できるところは、ちひろ美術館ならではです。
 
これからも子育てのアイデアになるイベントを楽しみにしています。
 
おもちゃコンサルタントとは?→日本グッド・トイ委員会のホームページ

子どもと一緒に安曇野ちひろ美術館


前回に引き続き、安曇野ちひろ美術館のご紹介です。

ここ安曇野ちひろ美術館の景色は、安曇野の中でもとっておきの場所。
本当に空が広くて気持ちがよく、芝生に座って眺めていると幸せな気分。
 
安曇野ちひろ美術館
美術館周辺のちひろ公園。
向こうに見えるのは、ちひろさんが愛した黒姫山荘(復元された建物です)。
こじんまりと佇んでいる雰囲気はちひろさんそのもののよう・・。
 
ちひろ公園には遊具があるわけではないのですが、
子ども達はいつも楽しそうに遊んでいます。
 
小さな小川で石をひろったり、芝生でゴロゴロころがってみたり
トンボを追いかけたり・・。
 
5歳の次男は葉っぱを拾って顔作り。
安曇野ちひろ美術館
自然の中で子ども達は自分で遊びを発見してとても穏やか。
 
ラベンダー畑もきれいでした。

 
パツォカスキーの池。タイル張りの池で水遊び。
安曇野ちひろ美術館
ここでの空の広さは写真におさまりきりませんが
パノラマ撮影で切り取ってみました。
 
季節によって映る景色も違うので、春にもまた訪れたいです。
 
そして、
安曇野ちひろ美術館ではただいまトットちゃん広場も建設中!
2016年の夏にオープン予定!
→ http://www.chihiro.jp/totto/
 
『窓ぎわのトットちゃん』に登場するトモエ学園の電車の教室を再現されるそうで、とても楽しみ。
 
またきます!
 

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