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2022ちひろ大判カレンダー


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  • 2023.03.19 Sunday
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春の予感

ちひろカレンダー2013の大判カレンダー、
1月と2月は花車。
 
あっという間に2月が終りますね。
まだまだ寒い日が続きつつも
街のあちこちに春の予感がいっぱいです。
 
冬期休業中だった
安曇野、東京、どちらのちひろ美術館も
3月1日からオープン!
 
毎年、そのことを書くたびに
ああ、春がきたなぁと思うのです。
 
年間のスケジュールも発表されました。
1年の展示の内容の素晴らしさに
今から見に行くのを楽しみです。
 
3月からはじまる安曇野ちひろ美術館の
『手から手へー絵本作家から子どもたちへ
3.11後のメッセージ』展は
東京館にも巡回します。
絵本作家 の思いを絵で届ける展覧会。
震災以来、心にいつも残っていて、考える多くのこと。
絵に込められた思いを見に行きたいと思います。
 

ちひろ美術館・東京
 
安曇野ちひろ美術館

 

ちひろスタイル

先月、ちひろ美術館東京で開催されていた
「ちひろスタイル」。
ちひろさんが当時、愛用していた
洋服や小物、旅の記録。。などが展示されていました。
 
このウールのツーピースは
お気に入りだった銀座の洋装店「ルネ」で仕立てたものだそうです。
美しいラインがとても素敵ですね。

向田邦子さんや新村玲子さんなど
角界で活躍する女性達が通っていた「ルネ」。

入退院を繰り返した晩年も、ちひろさんは
オーナーの鈴木才子さんと交流を続けていたそうです。
魅力のある小さな洋装店。
とても素敵なお話です。
 
こちらは、黒姫山荘で使っていたというカップ。
 

旅先でのスケッチ。
 
「こういう自由なひとときを 
  私はどれだけ前から夢見ていたことだろうか」
 
ちひろさんの旅への思い。
この言葉は印象的でしたし
とても共感したのでした。
 
 
母親として、画家として
忙しい毎日の合間に 自分の好きな物を集めてみたり
好きなお花を庭で育てたり
お洒落をしてみたり・・
 
この展示では
絵描きとしてのいわさきちひろさん ではなく
女性としてのいわさきちひろを垣間見ました。
 
楽しみを自分から見つけて
そっと周りにおいておくような生き方が素敵だなぁと思いましたし
私も、そんな風に生きていきたいな!と思ったのでした。
 
+++

※この展示は終了しています。
※写真は美術館の許可をいただいて撮影しております。ご了承ください。
 

ちひろ美術館東京・子どものための工芸展 

※この展示は終了しています。
 
1月に展示されていた『子どものための工芸展』のご紹介です。
 
工芸・・この響きに私はとても魅力を感じます。
手でひとつひとつ作られたモノへの愛情を感じるというか。。
ということで、この展示もぜひ見たかったのです。
 
子ども達に世界にひとつの宝物を届けたい 
 
という思うで開催された工芸展。
様々な作家の方が、個性的な工芸品を出品されていました。
 
 
 
 
彫金や漆、下駄、ガラス、織物
などなどジャンルは様々。
 
本物を使うことは
豊かな感性やものを大切にする心を育みます。
 
ちひろさんの言葉にも同じような言葉があったなぁと
思い出しました。
 
美術館の展覧会は
いわさきちひろさんの思いを形にしている と
しみじみ感じたとても素敵な展示でした。
 

当日、ちひろ美術館の方に伺ったのですが
この工芸展のきっかけは安曇野ちひろ美術館だったそう。
安曇野や松本あたりは工芸が良い形で広がっていますよね。
私も大好きです。
信州から広がる工芸の輪ですね。
 
 
子どもに本物を・・
私も子ども達に少しずつモノの大切さを
教えていきたいと思います。
 
 


ちひろ美術館・東京「プラハでつむぐ幻想 ― 出久根育の絵本展」

ちひろ美術館・東京で1月まで開催していた
出久根育さんの展覧会を見てきました。
 
開催後のご紹介となってしまい
少し残念なのですが、本当に素晴らしい作品の数々。
出久根さんは現在進行形の絵本作家さんなので
出版されている絵本の紹介も兼ねて
展覧会をご紹介したいと思います。
 
2002年、東京からチェコに移住され
現在、プラハで制作活動を続けている出久根さん。
 
透明感がありつつ、重みのある色彩。
重なり合う色の美しさ。
豊かなイマジネーション。
その作品見て、たくさんの気持ちでいっぱいになりました。
 
創作活動には その作家の環境が大きく影響すると思います。
家族や周りに暮らす人々。
住む場所。
社会の価値観・・いろいろ。
 
作品にはプラハに住んでいる彼女ならではの
表現が詰まっているように感じました。
 
絵本「マーシャと白い鳥」の原画。
ワインを思わせる赤が印象的。
謎めいたお話にあわせた少しレトロな色合いも魅力です。
 
女性ならではの かわいらしさ。
懐かしくも感じる童話の世界。
本当に魅力ある絵で 形容しがたい!
 
私はこの絵本がほしくなり
この日に早速、美術館のショップで購入しました。
 

こちらは「十二の月たち」。
色の少ない森の絵では
不思議と、雪深い森の音が聞こえてくるような・・。
 
12の月が集う場面の表現、とても好きです。
 
 
2012年の新作は銅版画。
また新たな魅力を発見できます。 
 
  
どの作品にも共通するのは
幻想のむこうにある存在感。
美術館の方にお話を伺った時に「土の匂いがする作品」
との言葉あり、印象的でした。
 
出久根さんは、自然を敬い共存していく風習を今に残す
プラハの暮らしにとても感動されたそうです。
 
少し街を離れれば豊かな自然が広がるプラハ。
自然の中に住む「なにか」を見ているのかな?と思いました。
 
その暮らしを愛し大切にしている事が
作品の魅力となって溢れていました。
 
この日からお気に入りとなった
2つの絵本です。
 
※写真は美術館の許可をいただいて撮影しております。ご了承ください。
 

  


+++
 
<お知らせ>
ちひろ美術館は 東京、安曇野 ともに冬期休館中です。
3月1日から開館。新しい展示がはじまりますのでお楽しみに。
 


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