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- 2023.03.19 Sunday
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週末はクリスマスですね。
この季節になると、ちひろさんの「マッチうりの少女」を開きたくなります。
墨色と赤で描かれる淡くはかない世界。
少女の淋しい気持ちに共感しているかのような美しい挿絵です。
このアンデルセンの物語。
小さな頃は最後の終り方が怖く感じていました。
たくさんのマッチを摺ったあとのことを。
けれど、あらためて今読んでみると
少女が最後にマッチの灯りで見たおばあさんはとても美しく・・
おばあさんに会えた喜びで幸せそうでした。
その一瞬の幸せのために生きていたのかと思うと
とても切なく、怖さよりも愛しさを感じました。
幸せとは?と少し考えたりもします。
今は絵本はたくさんあるけれど
こうした古典名作も子どもに読んでいきたいな。
楽しいだけではなく、静かなクリスマスの夜に
そっと読む・・そんな時間にぴったりです。
今日の1枚はポストカードから。
たくさんのカードの中で最も少ない線で描かれた
作品だと思います。
2012年がもうすぐ終わります。
今年最後の月、師走は忙しいけれど
ふと 1年を振り返る時間も多い。
先週は、大きな地震があって夜の時間に
子どもたちとテーブルの下に隠れました。
昨年の東日本大震災の日から、揺れる事が
トラウマのようになり、またあの大きな揺れが
くるのではないかと鼓動が早まりました。
東北では、もっと揺れてこの寒い冬の時期に
本当に不安だったのではないかと心配になります。
大震災のこと、やはりいつでも胸に刻まれています。
今年もほんの少しのことではありますが
私に出来る事を。。と、東北の子どもたちへ
小さな贈り物を少しずつ送りました。
忘れないで という願いを胸にずっと続けていきたいことです。
そして、子どもたちの笑顔のためにも
このちひろさんの作品のように
未来をいつもまっすぐ見つめていたいと思います。
色々なことに惑わされず・・。
そんなことを思う12月です。