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2022ちひろ大判カレンダー


A2サイズ 1,540円+税込
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2022卓上カレンダー


スタンド付き 2,200円+税込
スタンドなし 1,320円+税込
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  • 2023.03.19 Sunday
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カレンダー

12_10_31chihiro
10月も今日でおわり、明日から11月です。

だいぶ朝晩寒くなってきて

(ああ、冬が来たなぁ)と感じます。

セーターやコートも真冬のものを出しました。

 

ちひろカレンダー大判は2ヶ月で1枚ですから

2012年はあと1枚。

赤いセーターの女の子と薪ストーブがホカホカと

暖かな気持ちにさせてくれます。 

 

カレンダーは年の終わりになると

枚数が少なくなり淋しく感じますね。

毎年の事なのですが。

ですからいつもこの時期に来年のカレンダーを後側にかけてあげます。

 ぎゅっと増えてなぜか安心。

新しい年が待っている気がするのです。

++++

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子どもの手

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「お母さんに抱きつく子」1968

小さな子どもの母への愛情を

少ない表現で表現しているこのイラスト。

男の子のこちらを向いている目が印象的です。

 

0才〜3才くらいまで・・かな?

子どもは 母への愛情をとても真っすぐに表現しますよね。

4才以降になってくると、恥ずかしかったり

ちょっと拗ねたりとほかの要素も入ってきますが。

 

そして作品の中のギュッと握った小さな手。

私も子育ての中でよく存在を感じます。

 

2才の次男は ちょうどその時期。

色んな場面で ギュッと握ってきます。

とくに夜に寝た後、

無意識に隣にいる私を探して見つけるとギュッと握る。。

(いないと、起きて泣いたり探しにきたりしますが・・)

そんな小さな手を見て(今日は怒ってごめんね・・)とか

(ありがとう)とか なんとなく思うのです。

まあ、大抵はなぜかごめんねと思う事が多いかも。

母ってなんで反省をいっぱいしてしまうのでしょうか。

 

それでも、子どもは慕ってくれるので

頑張れるのかもしれませんね^^

 

ふとこの絵の中の小さな手を見て思ったのでした。


男の子と車のオモチャ

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『ちひろの昭和』p117より

 

このイラストは、ちひろさんが初めて手がけた絵本

『ひとりでできるよ』の1ページ。

成長して身の回りの事ができるようになった少年を描いてたお話だそう。

 

イラストには

「しってるよ、あぶないとおりであそんじゃいけない」という

タイトルがついていましたが、この作品を見て

私はふと、息子達の車のオモチャを思ったのでした。

 

男の子って不思議なもので

車か電車にものすごく興味を持ちますよね。

これは男の子を育てていて初めて発見したこと。

私は姉妹で育ったので、男の子のオモチャには無縁でした。

 

我が家には現在、かなり大量に次男の小さい車が集まっています。

長男のお下がりの車オモチャに加えて

次男に集まった車のオモチャが加わり・・すごくいっぱい!

 

その中でも次男のお気に入りは

なぜか 白い個人タクシー。いつも片手に持っています。

長男が小さな頃にも、お気に入りがありましたが

こちらもなぜか割合と地味な色の普通の車でした。

見た目が派手な消防車や工事車輛じゃないんだね。。と

このあたりも女性の私から見ると不思議な点。

 

男の子を育てると、こうして普段は自分が全く興味を持たないモノに

色々と出会うのでなかなか面白い。

車の本などは何度も何度も読むので

工事用の車の名称や様々なバスの名称に詳しくなってしまったり

電車も新幹線に詳しくなってしまったり。

今までの人生で知らなかった事がいっぱいあるのです。

 

それにしても、車が好きなことは

夫と息子達をみていると男性の生まれながらの特徴なのだなと

納得されられますが、それもやっぱり不思議な点です。

 


10月のカレンダーと旅の話

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今年のちひろ卓上カレンダーの10月。 

大人の女性の後ろ姿。

旅先でのふと見た瞬間のデッサンでしょうか?

それとも街でふと見かけた女性のデッサン?

 

秋になると空が高くなってイワシ雲が綺麗。

そんな空を眺めていると、ああ旅に行きたいな・・と思います。

仕事机にあるカレンダーのこの絵と秋空を見て

ちょっと心は旅の空になってしまったりするのです。

 

子どもがいると、思いつきでは旅に行けないですから

若い頃に行っておいて良かった。

私は息子にたまに言うのです。

大学生になったらいっぱい旅行に行くと良いよって。

自由に時間が使える時はそう長くないですから。

それに、若い頃に感じる事と、また年を重ねてから感じる事は

こんなにも違うのだと、今の年齢になってより知りました。

どちらにしろ、旅は良いものですからね。

 

時間を気にせず自由な旅。

子ども達にはぜひ行ってもらいたいな。

 

と、そんな旅の事を思わせる一枚の絵。

秋は気候が良いからかふとそんなことを考えたりします。

 


ちひろ絵本案内vol.9「となりにきたこ」

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「となりに きた こ」 至光社

岩?ちひろ/絵と文 武市八十雄/案

 

読書の秋。本を読むのが楽しい季節ですね。

今回の絵本案内は、ただいまちひろ美術館・東京で

原画を見ることが出来る「となりに  きた  こ」。

珍しくパステルで描かれている絵本です。

 

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上が展示中の原画、下が絵本の挿絵です。

絵本になるとまた違った印象を受けます。

比べてみるのも楽しいですね。

 

この絵本は、とてもシンプルな物語。

お隣に越してきた男の子と主人公ちいちゃんが

初めはプイッとしていたけれど・・

ちょっとしたきっかけで仲良くなる姿が描かれています。

 

近所に越してきた新しいお友達。

だれでも経験することかもしれません。

でも子どもって不思議であっという間に仲良くなれるのです。

ちょっとずつ・・ではなく、本当にあっという間に。

大人になると、先入観があったり

様子を見たりするようになるので

少し羨ましい気もしますね^^

 

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そっぽを向いていた2人が

仲良くなって向き合う絵が印象的。

 

グイッと思い切り良く描かれるパステルの線が

子どもの素直な感情を表現しているように思えます。

 

寝る前に子どもと一緒に読んでみて

そのあとに、子どものお友達のお話などを聞いてあげたい

そんな絵本です。

 

幼稚園〜小学校低学年の子どもたちにオススメ。

 

++++

ちひろ美術館・東京

「ちひろ・子どもたちの情景」展 11月11日まで

 

 


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