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- 2023.03.19 Sunday
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来年2013年のちひろカレンダーが出来上がりました!
毎年、表紙はどの作品になるのかな?と気になります。
表紙には、その年のカレンダーが伝えたい
想いが反映されているからです。
そして大判カレンダーの表紙は「母の日」でした。
子どもを包みこむ大きく優しい愛を感じる作品。
ああ、なんだかわかる気がします。
「世界中のこども みんなに 平和としあわせを・・」
というちひろさんの言葉に重みを感じる今の時代ですので。
大判カレンダーは2か月で1枚です。
中の6枚はこちらで見る事ができますので、どうぞ。
8月も残すところあと2日。
9月に入ると、あっという間に年末という気がします。
1年が早いですが、うっかりと過ぎ去らないように
季節の楽しみをあじわいたいものです。
いわさきちひろの想いである平和への願いを伝えるため、
ちひろ美術館では様々な活動をしています。
東日本大震災が引き金に起こった
福島第一原子力発電所の事故は
さまざまな問題を私達に問いかけています。。
ちひろ美術館では、危険な核エネルギーに頼る事のない未来を
願って「NO NUKES」ステッカー製作しました。
この事故が起こる以前から、
本や歌や人の言葉等から・・
人の手に余るエネルギーを使って良いものか?という
問いかけに出会う事が何度かありました。
そして太陽のエネルギーという壮大なものを
人が使って良いものか、ずっと疑問でした。
一番大切なのは大人である私達が、未来に子ども達へ
どんな世界をとどけたいか?ということだと思います。
そのことを忘れずに、この問題についても考えていきたいです。
「ちひろの昭和」から見つけた食事の風景。
めずらしいですね。
右下は冷やし中華を食べる女の子です。
夏休みも中盤、
いつもより食事を作る回数も多くなるお母さん達は大変です。
私も毎日、なににしようかな?と頭をひねっています。
とくにお昼はなるべく手軽なものを考えます。
夏ですから麺類が多めです。
このイラストのように、冷やし中華の出番も多い。
いつも一緒ではあきるので、味を変えたり、具を変えたり。
もうひとつ よく登場するのはおにぎり。
お弁当に憧れる長男が、お弁当風のお昼ご飯を喜ぶからです。
卵焼きにソーセージ、キュウリをつめたチクワ。。。
オーソドックスな方が嬉しいのだとか。
そんな夏休みもあと少しですね。
少し息切れ気味になってきましたが
楽しくがんばって夏を楽しみたいと思います。
ちひろさんの夏の絵本といえば「ぽちの きた うみ」。
以前、絵本案内でご紹介しました。
(→「ぽちのきたうみ」絵本案内)
海が本当にきれいに描かれています。
暑い日が続きますが、この本には夏の気持ちよさがいっぱいで
海を見たくなる絵本です。
至光社のこちらのシリーズ。
ただいま公開中のいわさきちひろ映画でも登場しています。
輪郭線のない独特の表現で作品を描いていたちひろさんが
作風に悩んだ時に、編集者の方とよりその表現を追求して
作り上げた絵本だったそう。
絵本は作者1人の力だけではなく
編集者の大きな支えがあってこそ出来るのですね。
絵本に出てくるような夏の雲。
モクモクとした大きな雲は見るのも楽しい。
夏休みの子どもと一緒に(素敵だな)と思う雲さがしをしました。
写真に撮って絵本にしてみようかな。