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- 2023.03.19 Sunday
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ちひろ美術館・東京のチケット。
女の子が本を持ってお出かけの様子に春を感じます。
美術館や映画のチケット、
こうして、きちんと絵が添えられていると嬉しいですね。
若い頃はチラシとともに楽しみにとっておいて
ファイリングしていました。
今も押入の奥にその分厚いファイルがしまってあります。
たまに開いてみると、学生時代の頃の思い出が
ふわっと蘇ってくるのです。
すっかり忘れていた映画、
そういえば当時、刺激を受けた美術展。
思い出って不思議なもので
すぐ思い出すものと
心の奥にしまってあって、たまに引き出されるものがあるのですね。
でも全て糧になるはずなので、
いっぱい見る事は大事だと思います。
最近はファイリングしていなかったなぁと
こののチケットを眺めてそのことを思い出し・・
またファイルしていくことにしました。
いつか思い出となって、
今の自分を懐かしく感じる日がくるかな。
週末の土曜日、ちひろ美術館東京にて開かれた
FUKUSHIMAアートプロジェクトのワークショップに親子で参加しました。
福島県いわき市から発信のこのアートプロジェクトは
現代美術家の吉田重信さんといわき市の有志の方が始めた活動です。
館内には、福島県内での活動で集まったたくさんの光の鳥のカードが
展示されています。子ども達の声、親たちの声をのせたカード。
ひとつずつ見て、心の奥から応援したい気持ち、
悲しい気持ち、私にも何か出来る事をしたい思い
様々な感情が湧き出てきました。。
図書室に展示されている、メッセージ。
ワークショップでは
自分の送りたい誰かにカードを描きます。
「ちょっとした幸せを誰かに届ける」というテーマ。
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんお母さんでも良かったのですが
8才の長男はやっぱり被災地の人に送りたいと
同じテーブルにいた9才の女の子も同じ気持ちだったそうで
子ども達は福島のとある保育所へ送るカードをいっぱい描きました。
出来上がったカード。
手をつないでいたり、手紙をくわえていたり
どこまでも飛ぶ鳥の絵は息子のカードです。
参加している子ども達も同じように
がんばれ!と思っている気持ちがこもっていました。
子ども達はみんなストレートに応援したい気持ちを持っているのですね。
大人達のカードもそれぞれ個性的でした。
子ども達とともに純粋な気持ちが描かれていたような気がします。
描いたカードを出来上がった順番に飾ってもらいます。
期間中は図書室に展示され、この後には日本各地を巡り
年末に切手を貼って郵送してくれるのです。
みんなで想いを込めてカードに絵を描くという時間。
とても温かく優しい時間でした。
不思議な一体感もあって、これがアートの力なのかな?
吉田重信さんです。
吉田さんの中から湧き出る力強さもワークショップが
生き生きしていたひとつですね。きっと。
心をつなげるワークショップ。
息子にとって 充実した時間が過ごせたのでした。
母親として子どもに 「伝える」という事も大事なことだと
あらためて思いました。
そして、いつまでも忘れずに、出来ることを。
という想いも変わらずに。
++++
『光の鳥』FUKUSHIMA ARTプロジェクトの展示は
3月25日まで。
ぜひ 福島からのメッセージを見に足を運んでみて下さい。
『ちひろ いのちの画集』p.66より『あかちゃんのスケッチ』
啓蟄の日が過ぎ、だいぶ暖かくなってきましたね。
先週は次男が熱でずっと家の中でした。
昨日、やっと外へ!まさに啓蟄・・です。
赤ちゃんと家の中だけでずーっと過ごすというのも
なかなか難しいものです。
1才半にもなれば、歩くのが大好きで
お散歩に行くだけで笑い声が出てしまうのですから。
この絵のように、コロコロ転がったり
新聞をビリビリ破いたり、丸めて投げ合ったり
色々遊びました。
風船をいっぱいふくらまして、そこに絵を描いてあげたり
大きな紙を広げて、お絵描きも。
オモチャもありますが、すぐに飽きてしまうので
こういった遊びの方が時には新鮮だったりします。
意外とお気に入りとなったのはお面ごっこ。
厚紙にライオンやネコやゾウやブタなどなど。。
動物の顔をかいて、お面にしてあげたら気に入って
持ち替えては「がおー」と遊んでいました。
私も普段、自分でも思いつかなかったような遊びを考え
想像力の刺激になった気がします。
でもやっぱりお散歩にはかなわないようで
熱も下がり、外に出られる喜びを味わっている息子。
そんな姿を見ると
シンプルな喜びをいろいろ思い出す、そんな子育ての日々です。