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- 2023.03.19 Sunday
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『ちひろ 春の画集』p.32より『春の野原』1972
萌黄色に包まれた作品。
春に出てきたばかりの緑は優しい色。
そこにタンポポやピンクのチョウチョ。
にじみだけで描かれている子ども達を眺めていると、
遊ぶ声が聞こえてくるよう。
もうすぐ3月。
そして東日本大震災から1年ですね。
本当に忘れられない日です。
今も地震で揺れると心がドキドキします。
震災の復興はまだまだ時間がかかり、そのことも心痛みます。
この春の野原のように、子ども達が心から笑顔で遊べる場所になることを願って、
小さくても出来る事を続けていきたいな。
そして、笑顔を願うならば、まずは自分が笑顔でなくては ですね。
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3月、ちひろ美術館・東京では復興支援のひとつとして
福島復興アートプロジェクトのワークショップや
後援会が開催されます。
いわき市の人々からのメッセージが描かれた光の鳥のカードたちや
映像が特別展示されますので、ぜひ足を運んでみて下さい。
『ちひろ 春の画集』p.7より『紙びなと和服の少女』
もうすぐ桃の節句ですね。
女の子のいるご家庭ではお雛様が飾られている時期。
私も2人姉妹だったので、子どもの頃の今の時期には
7段あったひな飾りを毎日眺めていました。
お雛様を飾る作業もとても楽しかったのを覚えています。
ひとつずつ、包みから丁寧に出して・・
順序よく並べて・・
お気に入りは五人囃子のお人形で太鼓などが小さくて可愛かった。
女の子ならではの楽しみですね。
そうそう、この作品のお雛様。
男雛と女雛の並びが、今の時代と逆ですね。
昔は左側に男雛を飾るという配置だったそうなので
きっとちひろさんはその通りに描いたのだと思います。
少し調べてみたところ、大正時代あたりから
女雛が左に配置されるようになったそうです。
我が家の小さなお雛様。
私の住む西荻窪にはアンティークショップが多く
古いお人形がいっぱい並ぶお店もあります。
そちらで随分と前に見つけて以来
お気に入りのお雛様です。
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ちひろ美術館・東京 ワークショップ案内。
★にじみでつくるおひなさまのカード
3月3日(土)11:00〜15:00 参加費200円 予約不要
『ちひろ 春の画集』p.6 「姉様人形と少女」
もうすぐ3月なので我が家は息子ばかりですが、
私の小さなお雛様を飾りました。
そして、こちらのブログもお雛様が登場する作品に・・と
『春の画集』をパラパラ。ありました!
ですが、この上の作品のとなりに掲載されています。
「姉様人形と少女」もお手玉や千代紙、そして紙の人形が
懐かしさを感じる素敵な作品なので今回はこちらにしてみました。
お雛様は次回に・・。
姉様人形。。とは
江戸時代に普及した和紙や千代紙で作られた紙人形の事。
昔の人は千代紙で着せ替えなどをして遊んだそうです。
紙の人形から布の人形・・最近ではリカちゃん人形のような
着せ替え人形。
小さな女の子の遊びが おままごとのようなお人形遊びなのは
昔から変わらないのですね。
姉様人形を調べてみて、そんなことを思い微笑ましく感じたのでした。
まだ寒い2月ですが、春が恋しくて
『春の画集』をめくりカラフルな色合いに心温まりました。
色がいっぱいの『春の画集』。
春の訪れを期待して、次回もこちらからご紹介していきます。
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ちひろ美術館・東京 ワークショップ案内です。
★にじみでつくるおひなさまのカード
3月3日(土)11:00〜15:00 参加費200円 予約不要
「おつむてんてん」。
いわさきちひろの赤ちゃんが登場する作品の中で
人気が高いもののひとつです。
ちょうど、お母さんやお父さんに向けて
いろいろなアピールが出来るようになる
仕草が可愛い時期の赤ちゃんのようすですね。
最近、私の8才の長男の小学校の宿題で
『自分の成長を写真とともに家族にインタビューしてくる』
というものがありました。
0才の頃、1才、2才・・と小さな頃に
自分がどんな様子だったかを私に質問。。
赤ちゃん時代の写真を見ながら
あれこれ話しました。
特に感情が豊かになる2才〜4才の頃は
まん丸の顔も短い足も^^可愛かったなぁと
写真を見て、しみじみ。
小学生になると体型も変わりますし
もう愛らしいというよりは
たくましく成長していくのが楽しみになる感じですので。
やっぱり赤ちゃんの時期は貴重な時間ですね。
とはいえ、お世話している頃は
子育てに必死でゆっくり眺めたりしている
余裕があまりないのですが、
それもそれで母として一生懸命な時間が良いのかもしれません。
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ちひろグッズ案内。
「おつむてんてん」印刷が美しいアートプリントでも楽しめます。
→いわさきちひろグッズオンラインいわさきちひろ作品普及会
2012年ポストカードカレンダーの2月は
読書をしている女の子。
シンプルなペン画が素敵です。
週末は節分、そして立春でしたね。
春もあと少し。
そんな週末、
何気なくよった近所のお花屋さんで
バラとパンジーを1輪ずつ買いました。
最近お花を買っていなかったなとふと寄ってみたのですが、
その帰り道に立春だと気づき・・
やはりしぜんと春を感じたくなったのかもしれないなと
少し嬉しく思いました。
短い2月ですが、冬と春の間の月。
雪の下で春をまって芽を吹く植物のように
じっくり今年の目標や反省や色々なことを考えて
暖かくなったらいっぱい活動出来るように
自分を振り返る。。そんな ひと月にしたいと思います。
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ちひろ美術館は2月いっぱい冬期休業です。
3月1日より新しい展示が始まります。
これも春をまつような気持ち・・楽しみです。