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  • 2023.03.19 Sunday
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いちねんせい

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あっという間に4月もおわりそう。

新しい生活が始まる4月は早いですね。

 

今年の春の始まりは美しい桜が楽しめました。

そして、新学期。

我が家の長男は黄色の帽子と黄色のランドセルカバーを外して

新2年生!

小さな1年生を眺めて、お兄さん気分で嬉しくてしょうがないようです。

 

黄色の帽子をつけているかどうかで

気分が変わるのだから面白いですね。

 

新しく入った1年生。

みんなドキドキして通っているかな?

下校時間にそんな1年生を見かけると

小さな体に大きなランドセルをしょっていて

がんばれ〜と思ってしまいます。

 

私も昨年は、息子が一人で歩いていく姿に

ジーンとしましたが、それも親としての

自分の成長のひとつでもあったのかな。

息子は息子の階段を自分でのぼって・・

私は私。

 

新しく出来た『ちひろ 春の画集』を

めくりながら色々思う。

春らしく明るい作品がいっぱいです。

 


ちひろ美術館・ただいまの展示

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トットちゃん展とともに開催中の

ちひろ美術館コレクション 国際アンデルセン賞受賞画家展。

名作の挿絵が並んでいます。

 

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『ロシアの心』と愛されたというタチヤーナ・マーヴリナ。

あたたかく大らかなイラスト。

 

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イギリスのアンソニー・ブラウン。

こちらは ユーモアかつとっても細かなイラスト。

我が家にも絵本があって少しシニカルなお話が息子のお気に入りです。

 

ちひろ美術館では絵本作家の作品の収集、保存、公開にも力を入れています。

子どもの頃に見た絵本。

忘れられない絵がいっぱいありますね。。

挿絵としてだけではなく、ひとつの作品でもあると感じます。

 

今回の会期中にはこんな展示も開催中。

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『トットちゃんの椅子展』です。

本の表紙となっている女の子の座っている椅子は

どんな椅子??

現代木工作家10人の方が提案しています。

私は・・ベンチかな?と思いました。

 

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盛りだくさんの展示のあとは、カフェ。

今回は小さな甘味セットと信州の林檎ジュースにしました。

いつも何にしようかと、とても悩みます。

 

カフェでゆっくり庭を眺めつつ、

いっぱい見て、今度は感じた事を頭の中で反芻。。

とても好きな時間です。

 

ちひろ美術館・東京

『窓ぎわのトットちゃん展』『国際アンデルセン賞受賞画家展』

〜 5/29まで

 

 


窓ぎわのトットちゃん展

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ちひろ美術館・東京の『窓ぎわのトットちゃん』展は

出版30周年の記念展。

 

トットちゃん が小さな頃に通ったトモエ学園。

その思い出が絵と本の言葉で綴られている展覧会です。

 

最初の作品はやはりこの女の子。

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トットちゃんと言えば、この子ですね!

原画・・とても繊細な線で可愛らしい。

 

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出版までのエピソードも紹介されています。

様々な人の想いで形になった本なのです。

 

トットちゃんは出版前に雑誌の連載をしていて

毎回、お話に合う作品を黒柳さんが選んでいたそうです。

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このとき、すでにちひろさんは他界していましたが

どのお話にも、ピッタリと合う作品があり

黒柳さんは驚いたとか。

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今はもう素敵な大人(と、私が言うのもおかしいですが)の

黒柳徹子さんが心の中に抱いてきたタカラモノのような時間を

見ることが出来る気がしました。

 

『きみは、ほんとうは、いい子なんだよ』

語り続けてくれたトモエ学園の校長先生。

その言葉が、トットちゃんに

人生を歩むための自信と勇気をくれたのだと

作品を見ながら感じます。

ちょうど、本を読んだあとだから、ますますジーンと・・。

 

信じてあげる事は 子どもにとって本当に大事なこと。

私も改めて、展示を見ながらそのことを考えて

とても素敵な時間になりました。

お母さん、お父さん達にぜひ見てもらいたい展示です。

 

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明るい こどもの部屋。授乳室もあります。

赤ちゃんと一緒でも安心して見に行くことができます♪

 

『窓ぎわのトットちゃん展』 〜5/29まで

*ちひろ美術館の許可を得て撮影しております。ご了承ください。


黒柳徹子さんのメッセージ

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ただいまちひろ美術館・東京では

ちひろと黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん展』開催中。

 

こちらは その中の展示されていた1枚です。

 今日、ご紹介する黒柳徹子さんのメッセージを描いたかのような

作品に思えて選びました。

 

トットちゃん展の作品が並ぶ一番はじめ・・

今回の震災に寄せて、館長の黒柳徹子さんのメッセージがあります。

遠くはなれた東京に住む私までも

なんだな励まされたように思えた言葉です。

美術館の許可を得て、全文を掲載します。

 

東日本大震災に寄せて

今回の地震や津波により被災された皆さまに、

心よりお見舞いを申し上げます。

どんなにか大変なご苦労をされているかと思います。

そのような中、大人の皆さまにお願いがあります。

大人でさえ耐えがたい状況の下で、

被害を体験したり見聞きしたりした子どもたちは今、非常に大きなストレスを抱えています。

たとえ平気であるかのように振る舞っていても、混乱し、苦しんでいるのです。

周りにいる子どもたちを抱きしめて、優しく声をかけてあげてください。

できるだけ子どもたちの話し相手、遊び相手になり、

早く日常の感覚を取り戻せるように、手助けをしてあげてください。


子どもたちへ

 とてもこわい思いをしたでしょう。でも、もうだいじょうぶよ。

世界じゅうの人たちが、みなさんのことを心配して、

手をさしのべようとしています。

みなさんが、つらい、かなしいと思うのは、自然なことです。

思っていることを、がまんしないで、まわりの人に話していいのよ。

みなさんがはやくいつもの生活にもどれるよう、お祈りしています。

愛をこめて。

黒柳徹子

(ちひろ美術館・東京館長、安曇野ちひろ美術館名誉館長、ユニセフ親善大使)

 

今回の展示では、

トットちゃんこと、黒柳徹子さんの様々な面の紹介パネルもあります。

この言葉の中に見える、あたたかさと芯の強さを

少し覗く事が出来る様な写真です。

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女優であり、、誰もが知っている徹子の部屋、

ちひろ美術館・東京の館長。

そして、ユニセフの親善大使もされていますね。

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こんな素敵な写真も。

なんとパンダの研究家でもあるのです!

 

春のちひろ美術館。

心がホッとする時間を過ごせると思います。

ぜひ 遊びに行ってみて下さい。

 

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図書室は絵本がいっぱい!

 

次回は、トットちゃん展のご紹介です。

*ちひろ美術館の許可を得て撮影しております。ご了承ください。


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