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- 2023.03.19 Sunday
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5つに分かれた展示室。
こちらはちひろの人生の部屋です。
愛用していた画材としてパステルが飾られていました。
愛用していた品々。色も形も上品な小物たち。
お洒落ですね。
素顔のいわさきちひろの一面を知ることが出来る展示です。
パネル式で展示されている いわさきちひろの歴史。
この日の企画展は『ちひろとちひろが愛した画家たち』。
初山滋、岡本帰一、武井武雄それにマリー・ローランサン・・
そしていわさきちひろ作品が並んでいました。
その中で私が気になったのは このスケッチです。
電車の中で、ささっと描いたもののようですが
ふと「あっいいな!」と感じたちひろさんの
一瞬の気持ちが絵になっていて、好きな1枚です。
こちらは世界の絵本の展示室。とても広々。
田島征三の『ふきまんぶく』や・・
杉浦 範茂も見られて満足です。
企画展のポーランドの絵本原画展では
独特の色合いで描くポーランドならではの作品が並びます。
国によって、色の感覚や絵本に対する感覚が違う
楽しさを知ることができますね。
いわさきちひろ〜世界の絵本画家の作品まで
絵本の魅力を様々な角度から伝えてくれる
そんな印象を受けました。
帰りの電車からの眺め。
こんな空の広い場所にある美術館。
東京で見る時とはまた違った感覚で作品に触れられます。
美術館の方に、花が咲く季節も綺麗ですが
5月に、田んぼに水が入ると
田んぼに空がうつりこんで、とてもオススメな季節ですよと
教えてもらいました。
ぜひまたその頃に、訪れたいと思います。
安曇野ちひろ美術館のお楽しみのひとつ、ちひろカフェ。
私がこの日に選んだのは、カフェの方がオススメしてくれた
「りんごのアイスティー」です。
まずは混ぜないで林檎ジュースを飲んでみると・・濃厚で美味しい!
地元、松川村で昨年収穫した林檎で作られたジュースは信州の味でした。
クルクルと混ぜると紅茶と林檎の風味がとても爽やか。
スイーツメニューも豊富です。
「苺のババロア」は、ちひろさんゆかりのメニュー。
大好きだった新宿すずやの「苺のババロア」のレシピを教えてもらい当時の味を再現されたのだとか。
子どもの頃を思いだすような懐かしいババロア。
ソースとミントの葉が苺になっていて可愛いですね。
ちひろさんがこのババロアを食べたのかと
少し感慨深い気持ちにもなるオヤツです。
こちらは「米粉のりんごシフォン」。
松川村産の米粉と紅玉リンゴを使用したシフォンケーキ。
しっとり素朴な味わいで、優しい味です。
子どもにも大人にもちょうど良いちひろ椅子の並ぶカフェ。
外からの光が溢れて、心地よい時間を過ごせます。
フードメニューも気になるカフェ。
人気の天然酵母の石釜ピザ、おやき、山菜おこわ・・どれも美味しそうです。
次回は是非、ランチに来ようと思います!
カフェのお庭には可愛いシーソーもありました。
子連れで楽しめるのも安曇野ちひろ美術館の魅力。
子どもの部屋もあるので、赤ちゃんでも大丈夫。
館内はすべてバリアフリーです。
授乳室もあります。
ミュージアムショップではいわさきちひろ絵本を始め
たくさんの絵本が並んでいるので、子どもと絵本を選んだり・・
オモチャを選んだり・・。
シャボン玉はあとで公園で遊べそう。
子どもも大人も のびのび楽しめて
家族の時間も広がる、そんな美術館だと思うのでした。
その3へつづく
週末に秋の信州へ行ってきました。
目的地は安曇野ちひろ美術館です。
台風のあとで、快晴!
この日は流れる雲と山のコントラストがとても綺麗でした。
電車にゆられて最寄りの駅である信濃松川へ。
タクシーで美術館に向かいます。
安曇野ちひろ美術館は、広いちひろ公園の中にありますが
館内に入る前の公園も 美術館の一部のようにとても美しく
エントランスに向かうまでの時間も楽しいのです。
池にうつる山並みが絵画のよう・・。
広々として、ゆったり優しい時間の流れる館内。
自然との調和を目指した建築は
その通り、まるで森にいるような感覚です。
きっと訪れた方の誰もが初めに目を奪われる
信州のからまつを使用して作られた天井。
木の美しさを十二分に引き出していて素晴らしい!
この屋根の傾斜は、美術館の背後にある大洞山(おおぼらやま)の傾斜と同じなのだそうです。
周囲の自然を大切にしながら、設計されたことが伺えます。
展示室も広々。
企画展「ちひろとちひろが愛した画家たち」が開催中です。
伺った時に、ギャラリートークが始まっていて
お話を聞かせていただきました。
昔の雑誌『コドモノクニ』の岡本帰一や大好きな初山滋の作品。
そして、いわさきちひろ作品・・などなど
安曇野で美術に触れるのは また素敵です。
こちらは図書室。
東京のちひろ美術館にも図書室がありますね。
大人も子どもも絵本を楽しむ場所がある・・というのも
ちひろ美術館の特徴でしょうか。
館内には あちらこちらに 椅子が配置してあって
くつろげる場所が用意されています。
たくさんの緑を眺めながら・・絵を見た余韻に浸ったり
家族の時間を過ごしたり・・楽しみ方は人それぞれ。
どの椅子に座っても、本当に気持ち良い時間です。
心がのびのび広がります。
珍しいタイプの入館証。
入館証をつければ、1日何度でも出入りできます。
そして高校生以下は、入館無料です。
次回は スイーツが美味しかったちひろカフェを
ご紹介します。お楽しみに!
*写真は美術館の許可を得て撮影しています。
ご了承下さい。
昨晩の台風が過ぎ去って、すっかり秋の空になりました。
雲の流れが綺麗です。
今日は『ちひろと一茶』という本から、秋の1ページを。
少し珍しいこの本は 一茶の俳句といわさきちひろ作品の
コラボレーションとなっています。
ちひろさんの絵と一茶の俳句が見事に重なり合って美しい1冊です。
難しいと思える俳句の世界ですが
いわさきちひろの絵を入口に、一茶の俳句が身近に感じられます。
時には 美しい言葉を読みたくなる
そんな時に ピッタリの本です。
本の後半には、いわさきちひろ×一茶の
仮想対談があります。
本当に2人が語り合っているかのような
興味深い言葉の数々で綴られていて楽しい対談です。
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