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  • 2023.03.19 Sunday
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あかいふうせん

091027chihirotetyo2_2

先日ちひろ美術館・東京へ行ってきました。

ただいま
ちひろ・旅の絵本 −ヨーロッパを訪ねて− と
茂田井 武展 が開催されています。


旅の絵本 では、ヨーロッパを舞台にした
ちひろさんの絵本の原画が展示されていました。
アンデルセン童話の「あかいくつ」や「人魚姫」、「絵の無い絵本」
そして、上の写真の「あかいふうせん」の原画も展示されています。

この絵本「あかいふうせん」。
1950年代の映画アルベール・ラモリス監督の「赤い風船」を見て
とても感動したちひろさんが絵本を描いたそうです。

赤い風船と少年の物語。
言葉をわかるかのような赤い風船と少年パスカルの友情を描いた映画です。

091027chihirotetyo1  

そして、たまたまですが、ちょうど私の仕事机の横の壁には
アルベール・ラモリス監督の「赤い風船」のチラシが貼ってあります。
 
以前から見たかった映画。
今年の夏リバイバル上映されると知って見に行こう!と思ってたのに、
タイミングを逃して、見に行けなかったのです。

でも、鮮やかな赤い風船と少年の表情が大好きで
貼ったままにしています。

 
ちひろ美術館で「あかいふうせん」の原画を見ながら
映画館で見れなった事を残念に思いつつ
とにかくDVDでも良いから、見よう!と思ったのでした。


それにしても、
絵本の原画はどれも色がとても美かった。
大好きな「人魚姫」の原画ではうっとりでした。


10/1(水)〜11/30(日)
生誕100年 夢と記憶の画家 茂田井 武展
ちひろ・旅の絵本 −ヨーロッパを訪ねて−


ONLINEshop→『風船とまいあがる少年』



YUKI

  • 2008.10.27 Monday
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  • 14:12
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  • by

「美術館」のかたち

091017chihiro1_2

先日の『ちひろ&みつをギャラリー展』
初めて行った相田みつを美術館。

館内は全体的にほの暗い雰囲気。

格子戸の様な壁や珪藻土の床は相田みつをさんの世界観を
美術館で表現したようなイメージです。

091017chihiro2


ゆったりとした館内。
展示室の他にもゆっくりと出来るスペースが
多く設けられています。


091017chihiro3

私がとくに気に入ったのは
このガラスの壁面のところどころにある、小さなスペース。
ついつい吸い込まれてしまいます。
 

相田みつをさんの息子さんである
館長の相田一人さんにお話を伺った時に、
まずそのことを質問してみました。

やはり、意識して展示室と同じくらいに
ユックリと出来る場所を作られたそう。

「美術館」に行くと、どうしても疲れてしまう
なぜだろう?と考えた時に、
きっと、たくさんの作品を見て感じた事を
心の中で咀嚼できてないからではないか?と思われたそうです。

だから、こちらの美術館を作る時に
感動をゆっくりと咀嚼出来る場所を作られたのだとか。

確かに美術館を出てしまったら、感じたインパクトが少し薄れてしまう。
見たすぐあとの濃い時間の間に
ゆっくり出来るのは、訪れる側として嬉しいことです。

『見る時間』をとても大事にされている美術館 なのだと
感じました。

 

いわさきちひろ美術館も共通する部分を感じます。

じっくり味わえる・・というところでは一緒でしょうか。

 

もうひとつ、ふたつの美術館に近いものを感じたのは
作品と美術館に一体感があること。

作家の作る時間を見て育ったご家族の方が
美術館を作られているからこそなのですね。

 

YUKI


  • 2008.10.20 Monday
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  • 10:26
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  • by

いわさきちひろ×相田みつを 

091013iwasakichihiro1

先々月の8月に発売された『みんなほんもの』。

ちひろさんと相田みつをさんのコラボレーション本です。

相田みつをさんの詩は人生を語るということから

大人へのメッセージ というイメージもありますが

この本に選ばれているのは、子どもやお母さん達を見つめるような詩。

そして、いわさきちひろさんの絵と並んでいます。


表現の形は違っていても、

人間というものをじっと見つめる ということでは作家として同じ。

そして、子ども達の幸せを願う という気持ちを感じた一冊でした。


この本の刊行記念として、ただいま

東京国際フォーラムにある 相田みつを美術館にて

『ちひろ&みつをギャラリー展』が開催されています。


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いわさきちひろさんの作品と相田みつをさんの作品が語り合うような

そんな印象を受ける展示でした。

 

二人の作家は生前には出会っていなかったそうですが

こうして作品が向き合って話している。

コラボ展ならではの、両方の作品の新たな一面を見られます。


どちらの作品も

子ども達がそのままにスクスクと生きることを願っていて

作家自身がこの世を去ったあとでも、

作品はこうして生きて、たくさんの人に語りかけることができると

改めてジンワリ感じる事の出来た展示なのでした。

 

『ちひろ&みつをギャラリー展』 9/2〜12/14

091013mitsuochihiroten3

 

取材として訪れた 相田みつを美術館。実は初めてです。

当日は、館長の相田一人さんにお会い出来、

お忙しい中、興味深いお話を伺うことができました。

次回の記事では 美術館について書こうと思っています。

YUKI

※写真は美術館の許可を得て撮影しています。

  • 2008.10.13 Monday
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  • 09:56
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  • by

雨の日の黄色い傘


09108iwasakichihiro

秋はシトシトと雨の多い季節です。

今日も朝からシトシト。

 

ちひろさんの作品には傘をさす子ども達が何度か登場します。

傘は作家にとって魅力的なモチーフなのだと思います。

ポストカードから選んだこの2つの作品はどちらも黄色い傘。

右の作品はとくに 印象的な作品です。

顔は見えないのに、傘の中の女の子の様子が想像出来ます。

 

この黄色い傘・・最近の子ども達はさしているのかな?

あまり見かけないように思います。

私が子どもの頃には、小学1年生といえば黄色い傘に

黄色い帽子だったような・・曖昧な記憶ですが。

そういえば、大人になって黄色い傘をさしている人は

ほとんどいませんね。

黄色い傘=子どもの傘というイメージだからかな。


そんな事もあるのか、この傘をさす子どもの絵をながめると

なんだか、懐かしい。

想い出のヒトコマを見たような気持ちになるのです。


ONLINEshop→『黄色い傘の子ども達』

      →『黄色い傘の少女』


YUKI

  • 2008.10.08 Wednesday
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  • 12:44
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  • by

「絵をかく女の子」

09103iwasakichihiro_2

クレヨンで描くのは誰の家でしょう?

お絵描きをする女の子の絵。
大好きな作品の一つです。

左手がいっぱいに開いているところに
子どもらしさを感じます。

構図から考えると、
上からお母さんが覗いているのでしょうか?
ふふっと笑っている姿が目に浮かぶ。

 

私の5歳の息子もたまにお絵描きをします。
子どもって描く時にはこんな風に
自分の世界に入っている感じですね。

描き上がると「出来たよ!」と見せてくれます。
とっておきの絵は額にいれて飾たり・・
最近ではスキャニングをして、ハガキにプリントをして
おじいちゃん、おばあちゃんに送ったりします。

子どもの絵はとっても線が自由で楽しい。
もちろん、息子はテレビを見たり
オモチャで遊んだりもしますが、
やっぱり、自分で何かを考えている時の顔の方が、
面白い。

そんな子どもの姿をみるのは大好きです。

 

ONLINEshop→『絵をかく女の子』

  • 2008.10.03 Friday
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  • 10:05
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  • by

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