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曖昧で大事なこと

のぞき穴の向こうにはちひろさんの絵。

 

今日まで安曇野ちひろ美術館で開催の いわさきちひろ生誕100年「Life展」 あそぶ plaplaxの展示の中の一部です。

 

小さな穴の向こう。

また別の世界があるような感覚です。

 

こどもの頃というのは、そんな夢や不思議なことに夢中でした。

もしもの世界とか、本の中に入ってしまう世界とか。。

 

今回の展示では、そんな子どもの頃の気持ちを思い出させてくれて「あそぶ」というテーマは子どもだけではなく、大人にもむけていたのかなと思いました。

 

いつも思いますが、ちひろさんの絵を見ていると、ふと思い出す子どもの頃の感覚や気持ちがあります。

普段は全くわすれているのに、突然パッと蘇る。

 

人間の思い出や感じたことなどは忘れるのではなく、すべてしまってあって、時々それが何かの刺激で蘇るのかもしれません。

 

無駄なことはひとつもなくすべて心の中に残って自分を作っていくものなのかもしれませんね。

 

展覧会で曖昧だけれど大事に思えたこと。

 

秋には東京のちひろ美術館でも展示されるplaplaxさんの展示。

ぜひ足を運んで見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 


いわさきちひろ生誕100年「Life展」 あそぶ plaplax

安曇野ちひろ美術館

晴れた日曜日。

息子とともに安曇野ちひろ美術館へ。

 

いわさきちひろ生誕100年「Life展」 あそぶ plaplax を見てきました。

 

いわさきちひろ生誕100年の今年は1年をかけて、さまざまな角度からいわさきちひろと「Life」を考えていく展示が続きます。

安曇野ちひろ美術館の第1弾はplaplaxによる「あそぶ」。

 

インスタレーションと聞いていたので、とても楽しみでした。

それに「あそぶ」がテーマなら子どもと遠慮なく一緒に楽しめそうですね。

 

でも 美術館であそぶとは?どんなふうに?

 

まずは、最初の部屋へ。

 

ちひろさんの 遊ぶ子ども達の絵が展示されています。

ボックス型の額縁は積み木のようでワクワクします。

 

そしてその奥には

真っ白なちひろさんのアトリエのテーブル。

なぜ白いのかというと・・・

 

それぞれの道具に手を触れると

なにもない真っ白な場所に色や絵が現れるのです。

 

なんて素敵なんでしょうか!

 

ちひろさんが愛用した古いラジオも置いてありました。わざわざ同じ型を探したそう。

手を触れるとメロディとともにダンスする子ども達の絵がが現れます。

 

こんな風に音楽を聴きながら、描いていたのだと想像したり、まるでちひろさんのイマジネーションの世界に触れるようでした。

 

 

インスタレーション展示とともに、そのテーマに沿った作品も飾られています。

 

 

遊ぶ子どもを描きながら、きっと幼い頃の自分を思い出し、懐かしさも感じながら描いたに違いない。

そんなことを思うのでした。

 

それにこの線画。普段はあまり見ることができいない作品です。

可愛らしくてとても好きです。

 

さらに奥の展示室にいくと、また違った視点で絵本の中へ入って行く展示もあったり、、

(のぞきあな、何が見える?)

 

歩くと絵の具が足元に現れたり、、

(やっぱり走る!色が溢れる!)

 

絵の具の重なり合う表現もすてきです。

 

子ども達が楽しそうに白いキャンバスの上を歩いている様子も可愛らしく。。

お隣にいた女の子は、キャンバス外に出るたびに足をゴシゴシと床に擦り付けているので、何をしているのかな?と思ったら、足の裏に色をつけている(つもり)なのだそう。キャンバスを歩くたびに色が変わるのでそう思ったのかもしれません。

すてきな想像力!

まさに展示とともに、イマジネーションも豊かになる場面でした。

 

ほかにも楽しい展示がありましたが、ここで全て見てしまうより驚きがあると思うので、ぜひ足を運んで見てください。

 

アトリエからはじまり、絵本の中を歩き、色の世界を体感して、最後には白の世界を感じる。

まるでちひろさんのたどった足跡を楽しみながらも、ダイレクトに心と体で感じる展示でした。

 

今年のちひろ美術館の今までになかった展示は、美術館の新たな方向性を見たように思えました。

 

それに、いわさきちひろの作品の懐の深さもさらに感じました。

どんな風に展示したとしても、ちひろさんの作品の底に流れるものは全く変わらず普遍。

 

色々と書きましたが、とにかくあれこれと考えず、子ども達と美術館に訪れて楽しんでください。

幼い時に美しい物に触れること それこそちひろさんが子ども達に届けたいことだと思いますので。

 

+++++

 

そして、安曇野ちひろ美術館に訪れる楽しみといえば、もうひとつ。

カフェに立ち寄ること。

 

お花見団子セット。桜茶も付いています。

(こちらは期間限定のようです)

 

絵を見て、絵本も読んで、ゆったりと美味しい時間が過ごせるという贅沢。

ちひろ美術館のカフェは、東京も安曇野もどちらもおすすめです。

 

 

冬が終わり、春を迎えた安曇野は草木も花も生き生きとして最高の季節です。

どうぞ旅にお出かけください。

 

安曇野ちひろ美術館- 開催中

いわさきちひろ生誕100年「Life展」

あそぶ plaplax


※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。

 


もうすぐ開館

冬季休館していた安曇野ちひろ美術館、3月から開館です。

 

展示のチラシが届いて「わぁ!」と一言。

今までにない展示になる予感です。

 

今年はちひろさんの生誕100年ということで、新しい試みがあるようです。

 

息子はきっと喜ぶであろう内容ですので、一緒に行かなくては。

 

安曇野の冬、ちひろ美術館がお休みの間はちょっと寂しいので、開館の知らせはまるで春のお便り。

 

 

それにしても、今までとは違うインパクトのある展示ですね。

美術館が新しい形をあゆむ表明のように思えます。

 

ずっと変わらぬものと変えていくもの。

美術館にはそれが大事だと思うので、、今年1年のちひろ美術館の展示にはとても注目しています。

楽しみです!

 

 

 

 

 


安曇野ちひろ美術館へ

秋の深まる安曇野ちひろ美術館へ行ってきました。

 

毎年、冬期休業は12月からですが、今年は建物改修のため11月8日から冬期休業。

休業前のギリギリに伺うことになりましたが、この日は久しぶりの秋晴れだったのでとても気持ちよかったです。

 

2017年の最後の展示はイブ・スパング・オルセン。

「つきのぼうや」を描いたデンマークの作家です。

 

原画をみて驚きましたが、フィルムに描かれていました。

艶やかな線はその効果だったのかな? 

 

 

オルセンがこの話を作った動機は、テレビのないこども達に動く絵を見せいという願いからだったそうです。

新聞の日曜版の付録に細長く印刷され、読者はそれを切り取って上下を棒に巻きつけて縦長の絵巻物として楽しむ・・ものだったそう。

 

なんて素晴らしいアイデアなのでしょうか。

新聞にそんな素敵な付録があったならば、読んでみたくなりますね。

 

「つきのぼうや」を絵本としてみていたので、元々の形、巻物で最初にみたならばまた違った印象だったかもしれません。

 

オルセンの絵本原画とともに、多く手掛けたポスターも展示されていました。

訴えたいことを絵を描いて人々に伝える強い心を感じました。

 

 

そして、同時開催のちひろさんの展示は「ちひろと旅する信州」。

 

 

ちひろさんが旅をした信州の地図。

 

今、こうして信州に暮らしているとこの地図をみているだけで楽しくなります。

 

そして、各地でスケッチした作品を展示。

 

「浅間温泉より松本市の夜景を望む」

 

時折訪れる浅間温泉なので、なんだか嬉しい気持ちです。

夜は、松本市街のあかりがこんな風に見えるんです。

 

白骨温泉に行かれたことのある方も多いかと思います。

温泉の風景。

 

ちひろさんのスケッチ。

線がとても少なく、心に残ったことをささっと描いていたことが感じられます。

 

信州に訪れてきた方も、信州に住む方もそれぞれの味方で楽しめる展示でした。

 

今回の撮影スポットは、こちら。

この場所ができてから、必ず子どもと撮影するのでとても記念になっています。

 

 

 

白く雪化粧してきてアルプスも見え、紅葉も美しい秋。

しばしお休みして、また来年の春に美術館に訪れることが楽しみに感じた日。

 

心がのびのびとしました。

 

+ + + 

安曇野ちひろ美術館

今年度は建物改修工事のため11/8(水)より冬期休館。
来年の開館は 3/1(木)〜となります。

 

※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。

 


【開館20周年記念】 奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

安曇野ちひろ美術館で開催中のもう一つの展示。

「奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人」。

 

奈良美智さんが作品を選び、展示方法もこだわり、今回点数もそれはそれはたくさん展示されています。

 

展示室に入ってまずはその数に圧倒されました。

若い頃〜パリ時代〜日本〜そして父として と、茂田井武の長い人生を奈良美智さんと辿るような展示です。

 

「Parisの破片」では、パリのアパルトマンを眺めるかのような額の並べ方。

こちらも奈良さんのこだわりだそう。

窓から絵の向こうを覗くような・・。

 

またスクリーンの展示方法も奈良さんらしさが。

カチっとしたスクリーンではなく、緩やかにしてみては?と提案されたそうです。

 

まさに、安曇野ちひろ美術館の学芸員の方と奈良美智さんが意見交換しながら作っていった展示。

茂田井武が息づいています。

 

ところどころに奈良美智さんの言葉も散りばめられていました。

「おじいさんの子どもの頃の写真をひきだしから見つけたようなノスタルジーを感じる」

 

この言葉にとても共感。

こっそりと見つけたノスタルジー。茂田井武の絵の魅力ですね。

 

『展示数が多いので、流れるように見て一つでも気にいる作品を見つけ、心に残してもらえたら』という奈良さんの言葉を美術館の方が教えてくれました。

この作品数とその言葉に茂田井武作品への愛情をとても感じて、心に沁みていきます。

 

そして茂田井武本人の言葉も散りばめられています。

 

絵を通してきっとこの思いも届いていると思います。

 

+ + + 

 

開館記念ということでとても贅沢な二つの展示。

 

時を超えて作家と作家の想いが重なるような・・とても素敵な企画でした。

展示は1年をかけて準備されたそうで、美術館のみなさんの熱意も素晴らしいなぁ!と改めて感じ、それがちひろ美術館がこうして長く続いている理由の一つなのではないかと思いました。

 

今回更新が遅れてしまいましたが、このふたつの展示はいわさきちひろ・東京館でもまた内容を変えて展示されますので、ぜひぜひ足を運んでみてください。

 

+ + + 

 

安曇野ちひろ美術館 2017年3月1日(水)〜2017年5月9日(火)

【開館20周年記念 機
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

ちひろ美術館コレクション 旅する絵本

http://www.chihiro.jp/azumino/

 

ちひろ美術館・東京

【開館40周年記念 供

2017年5月19日(金)〜2017年8月20日(日)

高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

http://www.chihiro.jp/tokyo/

 

※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。

 

 

 

 

 

 


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