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  • 2023.03.19 Sunday
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あたたかく過ごすこと


北アルプスが白くなった朝。

こちら安曇野の朝は4度だったり1度になったり冷えてきました。


それが合図のように

冬支度をはじめて、薪の準備をしたり、あたたかく過ごすための用意をします。


いわさきちひろさんも晩年は黒姫山荘で過ごすことが多かったそうですが、寒い長野の冬をあたたかく過ごしたかしら?と暖炉の絵を見て思います。


火を眺めると時間がゆっくり過ぎていく。

心がとても落ち着きます。


最近の街では難しいかもしれませんが、私がこどもころは枯れ葉を集めて焚き火をしてお芋を焼きました。


子どもの頃に過ごしたのは東京の杉並区。

家も立ち並でいましたが路地や近所のお庭で焚き火をしていた記憶があります。

近所の人はみんな知り合いだったので、良かったのかもしれません。


「あ、焚き火しているね」

と集まってきてみんなでおしゃべりしたり

こどもは焼き芋食べたり。

そんなちょっとした思い出こそとても記憶に残っています。


季節の変わり目。

いろんなことを思い出します。


あたたかく過ごして、心も和らげたいですね。


夏が過ぎて


夏がようやく過ぎたような朝。

今年は6月から暑さが続いて夏が長く感じました。


過ぎ去るとなぜかほんのりとさみしさを感じるのが夏。

まぶたの向こうに緑の眩しさがよみがえります。


ちひろさんの夏の絵はそんな眩しさがいつも輝いている。


海、山、草原、青い空、、

眩しい夏の中で生き生きとしている子どもたち。ちひろさんの目にはきっとそううつっていたのだと思います。


だんだん季節が曖昧になりつつあるような…

気候が変わっていることを感じる日々でもあるけれど、巡る季節を大切にしたいです。


大きな台風が過ぎ去って、

被害のあったみなさまにお見舞い申し上げます。




夏の終わり


そろそろ夏も終わり。


ちひろさんの夏の絵は海がきれい。

ですが、私の暮らす安曇野では海は遠く、この絵のような草原の中で遊んでいる姿の方が身近です。


川辺だったり、山だったり、湖。

安曇野の夏は山の麓にある。


暮らす土地によって思い出の景色は変わり、ちひろさんの絵の中の景色も見る人の経験した時間がそれぞれに親近感を感じさせる。


大人になってみて

こうしてちひろさんの絵の中の子どもたちを見て、特に夏の絵の中には懐かしい思い出を見つけます。


そう思うと子どもの頃の思い出は、やはり大事なものですね。


8月ももうすぐ終わり。

ちょっと思い出を振り返りたくなる。

そんな夏の終わりです。



春はすぐそこに


ここ安曇野でも春はすぐそこまで来ています。


安曇野ちひろ美術館も冬のお休みが明けて開館。毎年、その知らせが届くと、そろそろ春だなぁと思います。


北アルプスはまだ白く美しいまま。

松川村のこの景色を ちひろさんも眺めていたのかと思うと不思議な気持ちになります。時間を超えて同じ場所に立っていたのかもしれません。

安曇野はそんな場所でもあります。


ぜひ安曇野ちひろ美術館で絵を眺めたあとは、美しい景色を楽しんでほしいです。


冬が長いここでの暮らし。

冬の楽しみもありますが、春がきた時の喜びはなんともいえず心が浮き立ちます。


どうしても

戦地のニュースに心が悲しくなりますが。

どうか力で人々の暮らしが押しつぶされることをやめてほしい。

そして、世界中のこどもたちが安心して暮らせる星でありますように。


届ける


いわさきちひろさんが今 生きていたら

間違いなく

戦火の中のこどもたちを心配するはず。


安心して眠れること

笑顔でごはんを食べられること

こどもは自由に好きなことをしていい


こどもたちがどうかそんな風に暮らせますように。


ちひろさんの絵の中にあるとても優しくてあたたかくて、こどもたちを守りたいと願う揺るがない強さ。


こうして絵を掲載することで

その想いを遠い国のどこかの誰かに

届けられますように。


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