PROFILE

2017ちひろ大判カレンダー

いわさきちひろカレンダー2017
A2サイズ 1,400円+税
オンラインショップ

2017卓上カレンダー

いわさきちひろカレンダー2017
スタンド付き 1,800円+税
スタンドなし 1,200円+税
オンラインショップ

search this site.

categories

archives

鳥の楽園

いわさきちひろカレンダー2017

 

いわさきちひろポストカードカレンダー2017の5月はちいさな鳥と子どもたち。

 

安曇野での暮らしでは鳥が身近になり、いつもどこでも鳥の声が聞こえます。


ツバメ、サギ、カモ、トンビ・・こちらでよく見かける鳥たち。

この辺りは私でもすぐにわかりますが、他にもたくさんいるのです。

 

ですが『あれは?』と子どもに質問されても『なんだろう?』とわからないことが多く、でも気になるので鳥の絵本を買いましいた。それに、大人用のミニ鳥図鑑も購入。

 

大人になっても、知らないことが目の前にあると自然と勉強をしたくなるものなのですね^^

それに、本を見て、あ!そうそうこれだったね!と子どもと調べるのは楽しいものです。

 

そんな鳥に詳しいわけでもない私でも、鳥達がのびのびとしていることがわかります。

緑豊かで飛び回る場所も餌も豊富。きっと鳥にとっては住み心地良い楽園なのです。

 

緑が多いということは虫も多く、そうなれば鳥も多い。

そんな当たり前のことも、こうしてここに暮らすようになってよくわかりました。

 

そういうのはいいなぁとなんとなく思います。

 

母の日

いわさきちひろ

 

昨日14日は母の日。

 

ちひろさんの母の日といえばこちらの作品。

ずっと多くの方に愛されている1枚ですね。

 

この絵を見て私が若い頃ならば、お母さんは微笑んでいると思ったでしょう。

でも、今は、このお母さんはきっと泣いているのではないかな?と思う。

 

子どもから「ありがとう」と言われるとなんだか嬉しくて涙が出てくるのです。

 

ほのぼのと暮らすだけではない毎日。

時には怒ったり、うまくいかなくて落ち込んだり、でも喜びや発見がある毎日。

お母さんなんて見本がないわけですから試行錯誤です。

 

そんな時に、ありがとう と言われると、母の日というイベントの日だとしても嬉しいし、こちらこそありがとうと思います。

 

お母さんの心って複雑なのですね。

 

ちひろさんはそんなお母さんの気持ちを表したくて、表情をあえて描かなかったのかな?

なんて想像します。

 

 

昨晩は、カーネーションの花束をもらいました。

息子二人、長男は中学生になりましたが、まだお花をくれるんだね。

とても嬉しかったです。

 

お母さんは複雑でもあり、単純でもあるのかも。

それだけで嬉しくて元気が湧いてくるのです。

 

 


【開館20周年記念】 奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

安曇野ちひろ美術館で開催中のもう一つの展示。

「奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人」。

 

奈良美智さんが作品を選び、展示方法もこだわり、今回点数もそれはそれはたくさん展示されています。

 

展示室に入ってまずはその数に圧倒されました。

若い頃〜パリ時代〜日本〜そして父として と、茂田井武の長い人生を奈良美智さんと辿るような展示です。

 

「Parisの破片」では、パリのアパルトマンを眺めるかのような額の並べ方。

こちらも奈良さんのこだわりだそう。

窓から絵の向こうを覗くような・・。

 

またスクリーンの展示方法も奈良さんらしさが。

カチっとしたスクリーンではなく、緩やかにしてみては?と提案されたそうです。

 

まさに、安曇野ちひろ美術館の学芸員の方と奈良美智さんが意見交換しながら作っていった展示。

茂田井武が息づいています。

 

ところどころに奈良美智さんの言葉も散りばめられていました。

「おじいさんの子どもの頃の写真をひきだしから見つけたようなノスタルジーを感じる」

 

この言葉にとても共感。

こっそりと見つけたノスタルジー。茂田井武の絵の魅力ですね。

 

『展示数が多いので、流れるように見て一つでも気にいる作品を見つけ、心に残してもらえたら』という奈良さんの言葉を美術館の方が教えてくれました。

この作品数とその言葉に茂田井武作品への愛情をとても感じて、心に沁みていきます。

 

そして茂田井武本人の言葉も散りばめられています。

 

絵を通してきっとこの思いも届いていると思います。

 

+ + + 

 

開館記念ということでとても贅沢な二つの展示。

 

時を超えて作家と作家の想いが重なるような・・とても素敵な企画でした。

展示は1年をかけて準備されたそうで、美術館のみなさんの熱意も素晴らしいなぁ!と改めて感じ、それがちひろ美術館がこうして長く続いている理由の一つなのではないかと思いました。

 

今回更新が遅れてしまいましたが、このふたつの展示はいわさきちひろ・東京館でもまた内容を変えて展示されますので、ぜひぜひ足を運んでみてください。

 

+ + + 

 

安曇野ちひろ美術館 2017年3月1日(水)〜2017年5月9日(火)

【開館20周年記念 機
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

ちひろ美術館コレクション 旅する絵本

http://www.chihiro.jp/azumino/

 

ちひろ美術館・東京

【開館40周年記念 供

2017年5月19日(金)〜2017年8月20日(日)

高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

http://www.chihiro.jp/tokyo/

 

※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。

 

 

 

 

 

 


【開館20周年記念 】高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

安曇野ちひろ美術館でただいま開催中の展示。

「高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ」を見てきました。

 

この展示が始まる前からワクワクとしていた企画展。

どんな内容になるのかな?と想像していましたが、私の小さな想像など遥かに飛び越えたすばらしい内容でした。

 

展示室へ足を踏み入れると・・

 

わぁ!ちひろさんの絵本の中に入り込むよう。

とても大胆な発想で絵のなかに誘ってくれます。

 

大きく高精細プリントで出力されたちひろさんの作品。

 

『素晴らしい作品は大きくすることで失われることは何もない』

と高畑勲さんがお話しされていたことを安曇野ちひろ美術館の方に伺いました。

本当にその通りですね!

筆の勢い、繊細な色合い、全てをより体感できて体いっぱいその世界を感じることができます。

 

驚きのある展示ですので、全てを紹介するよりはその場で「あ!」と驚いてほしい。。

ということで、いつもよりも展示の様子は少なめにご紹介します。

ぜひその目で見てみてください。

 

高畑勲さんはいわさきちひろの作品を深く感じ取っていて、、

特にこの「あめのひのおるすばん」には

初めて見たときに大きな驚きを感じたそうです。

 

説明のほとんどない言葉と絵。

だけれど、主人公の気持ちを繊細に表現する絵本。

 

表現者として心が響き合う。

そんな感じなのでしょうか?

 

+ + + 

 

この日は高畑勲さんの講演会「高畑勲が語る ちひろの魅力」の日でもあり、お話を聞くことができました。

 

講演中の高畑勲さん。

 

スライドを使って、いわさきちひろの絵の魅力をいくつかに分けてお話しされます。


正面から見てもこちらを見つめていないちひろさんの作品。

ちひろさんの目はとても特徴的です。

 

高畑さんは目を合わせないことで作品の方から強く訴えるよりも、見る側の方から感じ取っていくことになることを解説されていました。


また絵の中に誘われる絵についてもお話されていました。

いつの間にか絵の中に入っている絵、入りたくなる絵。

 

ブリューゲルや安藤広重の作品を参考にしながら、ちひろの絵にもある誘い込む手法についてお話されていて、とても興味深かったです。

 

印象的だったは、最後にちひろさんのことを、「かわいい」だけで見る人もいるけれど、それだけではなく絵描きとしてたくさんの要素を含むことやっていた人だったと表現されていたことです。

 

ちひろさんは日本画を学びその技法を使うと同時に、洋画を学んでいたことでリアリティを持って物事を捉え把握する力があった。それはとても大事なことだということ。

そして、そこに人々の想像力や記憶がかきたてられ見るものに委ねられるのということ。

 

見るものに委ねる・・この言葉には高畑さんの作品と通じるものを感じました。

言葉や表現を盛りすぎないことで、そこに生まれる余白に人は心動かされるのだと思います。

 

ちひろさんの絵の奥深くに潜む魅力を言葉にして伝えるのは難しいといつも思いますが、講演を聞いて「ああ、そうだなぁ・・」とストンと心におちていくのでした。

 

 

そしてこの講演を聞き、大胆な展示を見て、高畑さんは見る側にどんな風に投げかけるか?をいつも考え、しかも新しいことへの挑戦者であることを感じ、演出することに魅了されているのだと思えました。

 

+ + +

 

展示では、いわさきちひろの息遣い、絵を描くことで表現したかったことへの情熱を感じられます。

安曇野ちひろ美術館の後には、ちひろ美術館・東京でも開催されますので、ぜひちひろの絵のなかを歩いてみてください。

 

次回は「奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人」をご紹介します。

こちらも充実の展示でした!

 

+ + + 

 

安曇野ちひろ美術館 2017年3月1日(水)〜2017年5月9日(火)

【開館20周年記念 機
高畑勲がつくるちひろ展 ようこそ!ちひろの絵のなかへ

奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人

ちひろ美術館コレクション 旅する絵本

 

http://www.chihiro.jp/azumino/

 

※美術館の許可をいただいて写真撮影しております。御了承ください。

 


はるをつまんで

いわさきちひろ

春の花にはしきりに蝶がきたり、

蜂がきたりする。

花のほのかな香りのなかにいると、

にぶい蜂の羽音がきこえてくる。

ちひろ

 

『はるをつまんで』1964 「ちひろ 花の画集」p34より

 

安曇野に春がきました。

4月になってから、まだかなまだかな・・と桜の開花を待ち焦がれていましたが、なかなか咲きません。

東京は散り始めたそうだと聞いた頃、一気に開花。

 

いつもながら、こちらでは自然は勢いよくゆっくりはしていません。

桜が一気に咲き、菜の花も黄色い絨毯。

菜の花をじっと眺めていると、蜂が働いているのがよく見えます。

 

桜、梅、桃に水仙、花がみんな満開です!

 

りんごの花も楽しみです。

 

12月頃からの長かった冬。

冬のモノトーンの景色から一気に華やかになりました。

 

まさにこの少女のように春を体いっぱい感じています。

じっと待つのも悪くないものだと思う華やかな春です。

 

さてさて、

この前の週末、安曇野ちひろ美術館の展示を見てきました。

とてもステキな展示でまだ文章がまとまりきれませんが、次回はきっとご紹介致します^^

 

春の安曇野とともに是非訪れてほしいなと思います。

 


| 1/67PAGES | >>